東京怪童
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「東京怪童」が3巻で終わってしまった。
望月峯太郎は好きな漫画家で、「座敷女」、「鮫肌男と桃尻女」が単巻で出て、「ドラゴンヘッド」が始まる頃の流れはほんとすごかった。
「座敷女」はストーカー物・Jホラーの先駆けだし、「鮫肌男と桃尻女」はタランティーノと共振してたし、「ドラゴンヘッド」が始まった時は阪神・淡路大震災が起きていなかったんだから。
前作の「万祝」も海洋冒険もので面白かった。
「東京怪童」は今までの作品の中でも作者の趣味が思い切り炸裂していると思った。

未確認ランチってのもすごいけど、このTシャツ!
全作品、出てくるスニーカーがかっこいいと話題になっています。
アメリカのポップカルチャー大好きな気持ちが伝わってきます。
今回の作品は、通常の病気ではない、主に心の病を患った患者を受け入れる病院が舞台なんですが、その病院の名前が「クリスチャニアン」。デンマークだったか、ヒッピーの流れでクリスチャニアンという独立世界から取ってきたんだと思います。
最近クリエイターたちの中で深津しているツインピークスっぽいテイストもあるし。
それにしても趣味で押し通し過ぎたのか…
連載中止は残念です。
15巻ぐらいまで読みたかったな~
作者、いつの間にか下の名前をカタカナにしてたのか。
それとどうでもいいけど「鮫肌男と桃尻女」の映画は浅野忠信じゃなく、ピエール瀧が主演するべきだった。
小日向しえは最高のタイミングでの出演だったと思う。
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