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    虐殺器官

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    『虐殺器官』は伊藤計劃のデビュー作であり、生前に刊行された唯一の単行本である。

    そんな、インパクトのあるタイトル以上に強烈なバックボーンを持った作品。
    2009年の春にネットで「SF作家伊藤計劃氏死去」というニュースを見るまでは僕も何も知らなかった。
    『メタルギアソリッド』のファンで、二次創作(サイドストーリーとか)をしていて、ブログが結構読まれていて、癌を含む重度の複合症を患っていた。
    2006年に『虐殺器官』を小松左京賞に応募するも、同時にノミネートされた円城塔とともに「該当作なし」。だが、これまた円城塔と同じく早川書房に落選作を持ち込み、手を加えた後、2007に『虐殺器官』が刊行。2009年3月20日逝去。

    世界中で巻き起こる内戦や民族紛争に姿をあらわす謎の男。アメリカの特殊部隊に属する主人公が追っていく。

    血生臭い話しが、品のある繊細な語り口から流れ出てくるよう。軽いユーモアのセンスもある。
    これからが期待できる作家だけに、逝去が惜しまれる。


    【ココから感想】
    部によって舞台転換が急で、なにかに似ていると思ったら、ゲームでステージが変わる感じ。
    大変な目に合っても、ステージが変われば一からスタートという。
    積み重なるものがないので、最終章らしさが感じられなかった。
    デビュー作という点では舞城王太郎の『煙か土か食いもの』の方がテンションは途切れなかった。
    映画『地獄の黙示録』、『CURE』、小説『あなたの人生の物語』なんかに似ています。パイソンネタも多すぎか?
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