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    和田純夫 「量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか」

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    量子力学については読めば読むほどわからなくなるな。
    東大卒でケンブリッジ、ボローニャの大学研究員をへて東大教養学部講師を務めた和田純夫による「量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか」。タイトルにひかれて読んでみた。
    物質の最小単位、原子の大きさが1cmの1万分の1の、そのまた1万分の1。水1gには10の22乗個の原子が含まれているという。100億個の100億倍のさらに100倍。
    そんなミクロの世界では目に見えるマクロの世界と違うことが起きている。原子の周りの電子が少しずつエネルギーが落ちていくのではなく飛び飛びの値を取って減少していくとか、粒子でもあり波でもあるような振る舞いをするとか。
    波のような動きをする原子を観測したら原子はその位置にあって他の位置にある可能性は縮小すると考えるのがコペンハーゲン解釈。
    それに対して同じ原子が他の位置にも共存していると考えるのが多世界解釈。その位置を観測できる可能性がある分だけ別の世界が存在するという考えだ。
    SFのパラレルワールドみたいに別の世界が存在しているけど人間はその位置以外を観測することはできないから他の世界、他の自分も認識できないということらしい。人間には理解できない世界の話しなので感覚としては納得できないけどそういう考え方がある。多世界解釈の基盤のひとつ、エンタングルメント(量子もつれ)は検証もできてノーベル物理学賞も受賞している。また炭素原子が1000個くらい集まった分子でも波の干渉は観測できているそう。
    複数の世界が共存しているという量子力学的な考え方だと時間も死も存在しないことになる。時間も死も存在する3次元の世界に生きている人間には理解できないがもっと高い次元では見て理解することもできるのだろうか。
    懐疑論のひとつに世界五分前仮説というのがあり、屁理屈のようだけど量子力学的には発想しうる考えでもあると感じた。
    原子みたいなミクロの世界と宇宙のような超マクロの世界は共通点もあるしまだまだ未知で新しい概念が出てくるから、理解はできないけど読んでいて面白い。
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