格安ジャズCD
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先日店舗受け取りにタワレコ行ったら新しいジャズの格安シリーズが並んでた。
見たことのないキング・カーティスとカル・ジェイダーを購入。
キング・カーティスは1960年録音で権利が複雑で2018年に日本で初めてCD化されたそう。その時も1400円の格安盤。ウルトラ・ヴァイブはちゃんとしてるな。
作品の方はストリングスもコーラスも入ったビッグバンドでキング・カーティスのサックスがソロを取るもの。イージーリスニング的な演奏にソウルフルなサックスが入っていて、キング・カーティスでソウル~ジャズファンク路線でないのは初めて聞いた。
カル・ジェイダーというとクールで知的な演奏のイメージだけどこの作品は1956年録音。ピアノがスヌーピーのサントラで有名なヴィンス・ガラルディだからクール系かと思ったら全然違った。
ライブ録音でパーカッションが2人入ったラテンジャズ。カウントや叫び声も入っていてその日のノリが良かったのが伝わってくる。2枚組で曲も長めなんだけどソロや展開のバリエーションが豊かで聞き飽きない。なによりライブなのにパーカッションの正確さは異常なくらいだ。技術の進化とともに人間の能力は全体的に劣ってきているんじゃないかな(異常に才能のある人も一部いるけど)。
2枚とも60年以上前の録音だ。
いろいろ考えさせられる。
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