Corinne Bailey Rae "Black Rainbow"
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コリーヌ・ベイリー・レイ、7年ぶり4作目Black Rainbow
シカゴのStoney Island Arts Bankに収集されているブラックアートからインスピレーションを受けてR&Bだけじゃなくロックやエレクトロニカ、フリージャズも交えたコンセプトアルバム。
コリーヌ・ベイリー・レイはデビューした頃はジャズっぽいR&Bのシンガーソングライターという感じだった。2001年から2年にかけてノラ・ジョーンズがブレイクしてから似たようなシンガーはいっぱい出てきたけど、2006年にコリーヌがデビューした時はノラ・ジョーンズと1番存在が似ていると思ったな。
デビュー後に夫を亡くして2枚目のアルバムは気分を反映したのか重苦しさも漂う落ち着いた音だった。ただ同時期にプリンスやボブ・マーレーを取り上げたカバーEPも出していてそちらはポップな出来でグラミーも受賞していたりする。
3枚目は一転打ち込み中心で路線が変わった。
音は以前からコロコロ変わってきているので今回も驚くほどではないしジャンルがバラバラでも聞きづらさはない。
詳しくはわからないけど今回は自身のレーベルからの発売みたいだ。ユニバーサルのコリーヌのページには新譜のニュースは何も掲載されていない。
日本盤も輸入盤に日本でオビをつけた国内流通盤というやつ。
ただ人気があるからか9月の発売直後に品切れして最近やっと手に入った。
配信が中心でレコードやCDは何万枚も売れないなら自主制作の方がいいという判断なのだろうか。コリーヌ・ベイリー・レイならメジャーに所属している方がリスナーにとっては聞く環境としてはいいんだけどまあそこは本人の判断次第だ。
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