Frankie Valli "Closeup"
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最近聞いた中で1番驚いたアルバム
山下達郎が「君の瞳に恋してる」のフランキー・ヴァリをボーカリストして尊敬してるのは知ってたのだけど、このアルバム「瞳の面影」が山下達郎初のソロ・アルバムCircus Townに影響を与えてると知り聞いてみた。
フランキー・ヴァリはフォー・シーズンズというバンドのボーカリストで正直あんまり垢抜けないイメージがあったんだけどこのアルバムはボーカルも演奏も洗練されている。ブルーアイドソウルだ。1975年発売だからプレAORといえるかも。
冒頭からいいんだけどBGMで流れてる最後の曲、Swearin' To Godのベース、ホーン、コーラスの感じは山下達郎そのまんまだ。
これには訳があって「瞳の面影」を聞いてアレンジャーのチャーリー・カミロにCircus TownのNY録音のアレンジを依頼したそう。そりゃ同じ音になるはずだ。
それでもこのアルバムのフランキー・ヴァリは想像以上だった。余裕のある歌声。これを聞くと山下達郎のフェイバリットだと納得する。
時期的に元ラスカルズのフェリックス・キャバリエがべアズヴィルで録音したアルバムともテイストが似ている。たまたま2人ともイタリア系だし。
最近では昔のロックとか歌ものを全然聞かなくなってたんだけどやはり聞かず嫌いはいけないな。
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