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    青山和夫監修 「カラー版 マヤと古代メキシコ文明のすべて」

    CATEGORYBook




    本屋でたまたま見かけた「カラー版 マヤと古代メキシコ文明のすべて」
    中南米のメソアメリカ文明とインカ文明については学校では教わらなかったのでテレビや本で知るしかなったから最新の発見を踏まえた本書を読んでみた。
    古代メキシコのマヤ文明は紀元前600年頃が起源と思われていたところ、2005年のセイバル遺跡の調査で紀元前950年に、更に2020年にはアグアダ・フェニックス遺跡が発見されて紀元前1100年頃まで遡った。
    人類が中南米に渡ってきたのは紀元前12000年前。
    ユーフラシア大陸からベーリング海峡を越える時に寒さで病原菌が死滅したそう。なのでスペイン人が侵略してくると免疫がなく天然痘などの疫病で亡くなる人が多かったとのこと。スペイン人も異教徒と文化を破壊したため中南米の文明が断絶されてしまった。
    今では文字の解析も進み、メソアメリカ文明では最古のマヤ文明について一番多くのページが費やされている。

    2021年に直木賞を受賞した佐藤究「テスカトリポカ」。テスカトリポカはアステカ神話で最強の夜の太陽神とのこと。
    同じくアステカ文明で農業の神シペ・トテックは自分の体の皮をはいで人々に与えたとされる。これは主食のトウモロコシのイメージだそう。しかもシペ・トテックへの生贄は生きたまま皮膚をはがされ、神官はその皮膚を被って儀式を行ったとか。フレイザーのいう感染呪術というやつだ。メソアメリカ文明は残虐なイメージがあるけど生贄になるのは名誉なことだと考えられていたそう。文化の違いについて考えさせられる。

    章立てではマヤ、サポテカ、テオティワカン、アステカとなってるが他の文明についても触れられている。
    写真も豊富でメソアメリカ文明を手っ取り早く理解する入門書だ。

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