Galen & Paul "Can We Do Tomorrow Another Day?"

FBの広告で出てきた新人デュオのギャレン&ポール。
ポールて誰だと思ったらパンクのオリジネイター、クラッシュのベーシストのポール・シムノンのことだった！
ロンドン・コーリングでベースを床に叩きつけてる人だ。
2000年代にブラーのデーモンとバンドを組んでたけどあまり表に出てこない印象。
コロナ禍のロンドンでロックダウンが始まったためマヨルカ島に滞在して絵を描いたり曲を作っていたとか。
ロンドンに戻って曲を作品に仕上げようとした時に女性とのデュオにしようと思いついたそう。
その女性の名前はギャレン・エアーズ。こちらはケヴィン・エアーズの娘！2018年にソロアルバムを出して2019年には来日もしてるとか。全然知らなかった。
そんな2人が奏でるのは街角でのバスキングが似合いそうなリズミカルなポップソング。シャンソンやスカやジプシースイングぽかったりする。
歌声も軽やかで雰囲気も明るく、意外とこういうアルバムはない。
ヴィック・ゴダードとか連想した。ネオアコにもありそうだな。
演奏には前述のバンドメンバーがデーモンも含めて参加してる。
プロデュースは大御所トニー・ヴィスコンティ！失礼ながらまだ現役なの？と調べたら79歳とのこと。
これ広告を見かけなかったら存在に気づかなかったかも。メジャーの作品ほど目に入ってこない。

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