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    湯浅学「ライク・ア・ローリングカセット」

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    発売予告を見て買おうと思った一冊。
    湯浅学「ライク・ア・ローリングカセット」カセットテープにまつわるインタビュー集。作家、芸能人、ミュージシャンと幅広い人選で、なんでこんなに膨大なインタビューがあるんだと思ったら2011年から16年までビッグコミックスペリオールで連載していたそう。漫画雑誌の連載だと目に入らないな。
    日本だとカセットテープはMDの登場で一気に需要が減った。なので1980年代、昭和の時代がカセットテープのピークだ。
    過去のもののため、どのインタビューもカセットテープについて語るとその人の人生も語ることになる。モノを媒介しているためカッコつけず飾らずに語られるエピソードも音とともにカセットに刻まれていたようだ。まさに昭和の遺産。
    ちょっと前の連載のため鬼籍に入った人も多い。気になる人がいたら読んでおくといいかも。
    著者の湯浅学は音楽関係のライターで根本敬と名盤解放同盟をやっている人という認識だったのだけど、先日Dommuneで若い頃大瀧詠一の丁稚もしていたと知った。大瀧詠一も雑学豊富で録音魔だったからこの多様な人たちへの受け答えと丁寧なインタビューの記録は受け継がれているんだな。


    五木田智央の抜粋

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