4月下旬購入の本
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今年のゴールデンウィークはカレンダー上だと5月の1日と2日だけが平日。なので普段月初に発売される本も4月最終週に出るだろうけど4月に買う本は一応これで終わり。
村上春樹最新刊「街とその不確かな壁」。80年代に書いた中編をリメイクしたらしい。村上春樹は「多崎つくる」の後に出た本は積読になっている。
湯浅学「ライク・ア・ローリングカセット」はカセットテープにまつわるインタビュー集。2011年から16年までビッグコミックスペリオールで連載していたそう。作家、芸能人、ミュージシャンと幅広い人選。他界した人も多い。
西荻窪の雑貨店「FALL」店主の三品輝起「すべての雑貨」はここ数年読んだ中で1番変わったエッセイ。すべてのものが雑貨と化していくことに抗い、時に流されていく様が述べられている。夏葉社から刊行されていたんだけどちくま文庫なら再発にはぴったりだ。
大場正明「サバービアの憂鬱」は1993年刊行後古書が高騰していて30年ぶりの復刊。50年代から80年代のアメリカ映画を参照しながら郊外について考察していて、横浜の郊外で育ちながらアメリカのカルチャーに触れた自分のためにあるような本だなあなどと珍しく感じた。
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