江口寿史責任編集コミック・キュー
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イースト・プレスの漫画雑誌、コミック・キュー
1995年から97年までの3冊は江口寿史の責任編集。
掲載してる漫画家は江口寿史が直接交渉しているためよくこの人たちが集まったなと思うぐらい豪華。

その1冊目冒頭を飾るのが望月峯太郎。江口寿史の系譜に連なる人で、時代に合わせた恋愛観や流行りものへの目配りなど評価してたんじゃないかな。当時の望月峯太郎は「鮫肌男と桃尻女」が終わって「ドラゴンヘッド」が始まる頃か。2作とも後に実写映画化されている。
最初は江口寿史が読みたい漫画家を集めていて2冊目は「カバー」、3冊目は「ポルノ」がテーマ。

「かっこいいスキヤキ」の泉昌之がおそ松くんのカバーをしてるのだけど町中華の話しになっている。泉昌之は泉晴紀と久住昌之のコンビ名で、久住昌之は孤独のグルメの原作者。
4冊目から江口寿史は編集から離れてるけどコラボレーション特集で内容的には4冊の中でこの号が1番狂っている。今だったら普通の本屋には置けない。
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