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    ケネス・アンガー 「ハリウッド・バビロン」

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    映画「バビロン」面白そうだけど、参考にしてるだろう「ハリウッド・バビロン」を読み直してからの方が楽しめるかな。
    映画監督ケネス・アンガーがサイレント映画から1960年代までのハリウッドのゴシップを取り上げた本。
    1965年に刊行されて10日で販売中止となったらしい。
    ゴシップといっても恋愛や監督とスタッフや俳優のゴタゴタだけでなく、酒やドラッグの中毒、自殺、果ては殺人と華やかな世界の裏を暴くようなものだ。この本を読むとアメリカの映画界で生き残るのは至難の業だと思わされる。人権意識も薄ければ女性差別も酷い時代。
    ジェームズ・エルロイの小説で有名なブラック・ダリア事件にもちょこっと触れてある。それぐらい他のエピソードが強烈ということ。
    学生の頃に読んでみたいなと思ってたら売ってるのを見かけなくなり、2011年に復刊された際に購入。今見たら古書はプレミアがついている。
    しかも著者のケネス・アンガーも96歳で健在とのこと。「バビロン」の関係でインタビューとかないのかな。

    デイミアン・チャゼルの映画は「セッション」も「ラ・ラ・ランド」も賛否両論、こんな映画だと思わなかったという感想が多かったから見ていない。「バビロン」はこんな映画という方向性がわかってるから見てみようかな、と。
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