エレガンス・イブのちひろそん特集
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ショムニで知られる漫画家安田弘之の「ちひろさん」がNetflixで映画化されるのに合わせて掲載誌のエレガンス・イブで特集されていた。
風俗嬢の日常を描く「ちひろ」が男性誌のモーニングに掲載され、数年後に海辺の街の弁当屋で働く「ちひろさん」の連載が始まった。続編が講談社から秋田書店に移籍するのは珍しいんじゃないかな。
自分は数年前にTwitterの広告で見かけたのと写真家植本一子が推してたので読んだ。人情ものなんだけどサバサバしているのと突き放してるようで包容力のある視点が変わっている。
エレガンス・イブって初めて聞く雑誌名だなと思ったら大人の女性向けエンタメ誌とのこと。「凪のお暇」の掲載誌。レディコミとかではない。せっかく買ったのだから全部読んでみたら普通の恋愛ものもあれば学校の不登校や嫁姑ものもある。結婚や食べ物や飼い犬の描写も多い。どういう大人の女性が読んでるんだろう。
それにしても広告が自社の出版物だけで他の会社のものは一切ないのがすごい。裏表紙も掲載作品の紹介。秋田書店は単行本や漫画は出版したら絶版にしないと聞くしコアなお客さんを引きつける努力をしてるんだろうな。
版型がA5というのも珍しい。女性がカバンに入れやすいサイズにしてるのかな。
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