ジョイスの未発表音源

今年のブラジル音楽再発部門で1番に挙げられそうな作品が発売された。
ジョイスが1976年にクラウス・オガーマンのプロデュースで録音したアルバムNatureza。
名曲Femininaの初録音が収録されている。Femininaのこのアルバムのバージョンが1999年のコンピレーションに収録されていて、実はアルバム1枚分録音があるんじゃないかと噂されていたらしい。
録音から46年経ってジョイスの監修のもと再発されたんだけど音質もよく内容的にもディスコグラフィーに並んでおかしくない。
演奏にはマウリシオ・マエストロ、ナナ・ヴァスコンセロスというブラジルの仲間だけでなくNY録音なのでマイケル・ブレッカーをはじめNYのスタジオミュージシャンも参加してる。
いや、これは本当にすごい再発見だ。聞いてみて改めて思った。

ジョイスは10年くらい前にも未発表のアルバムが再発されている。写真のベージュの方。
1976年にパリで録音されたもので2009年に再発。マウリシオ・マエストロ、ナナ・ヴァスコンセロスとジョイスだけのミニマムな編成で音質はデモ並みだけどこれもよく聞いたな。

関連記事

• Studio "West Coast" (2022/12/18)
• ジョイスの未発表音源 (2022/12/16)
• チャッカーズ 「日本収穫期到来」 (2022/12/15)