「ゴダール 映画史」
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20代後半に読んだ「ゴダール 映画史」
藤沢に引っ越したら音楽と映画が好きな人が多く、読み直そうとしたのに見当たらない。
そうしたらちくま学芸文庫で再販された。最近かと思ってたら2012年の発売だからもう10年前…2年くらい前に部屋の片付けをしていて見つけてパラパラ読んだな。
ゴダールの訃報を聞いて探したらその文庫も見当たらない。探してるものほど見つからないなあ。
講義録なのでゴダールが映画を見るとき、撮るとき何を意識しているかわかりやすい。物事の本質を考え直すことを繰り返し語っていて面白い。
映画だと60年代のゴダールは全部面白い。気狂いピエロ、はなればなれに、軽蔑、男性・女性、アルファヴィルなどは誰が見ても楽しめるはず。
80年代以降のは若い時見てよくわからなかったけど今見直したら気づくこともありそう。
なんて考えていたら続報が入りゴダールは病気に悩んで医師処方の薬物を使って安楽死したらしい。スイスは自殺幇助が認められているそう。パーキンソン病を患って袋を頭にかぶって自殺したビュッフェを思い出すな。
amazon見たらゴダール関連の本やDVDが高騰してるね。
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