90年代前半に買った洋書
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年末だったか、たまたま部屋の片付けをしていて昔買った洋書が出てきた。
最近ポール・オースター幻のデビュー作が翻訳されて原書を探したついでに他の本を見たら90年代前半に受け入れられていたアメリカ文学という感じがすごくする。
トールキンの「ホビット」は元々孫に読み聞かせるために書いたと聞き英語の勉強に良いんじゃないかと考えた。
ダニエル・キース「アルジャーノンに花束を」も似た理由で知能障害のある主人公が言葉を覚えていく過程が勉強の参考になるんじゃないかと思ったのだけど読みづらかった。
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」も高校生の1人語りで当時のスラングも多いからという理由。
フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」は翻訳が読みづらく原書の方が読みやすいかなと。実際英語の方がわかりやすい。
ジョン・アーヴィング「ホテル・ニューハンプシャー」は映画が面白かったから。
ジーン・ウルフは「新しい太陽の書」4部作を高校の頃ハヤカワ文庫で読んで洋書をたまたま見つけたのだけどこの「ケルベロス第五の首」は難解SFとして有名らしく読むのは挫折。
バロウズ「裸のランチ」はドラッグの影響で見た幻覚を元に書いてるうえに全然関係ない文章を混ぜ込んだりしてる。これは単なる興味で購入。でも実はロックバンドのスティーリー・ダンの名前はこの本が由来。横浜の大人のおもちゃ「鋼弾3号」というのが出てくる。
意味は理解できていなかっただろうけど学生の頃には英語の本を読んでいたんだな。今は読む気力がない。
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