Cassandra Jenkins ".An Overview on Phenomenal Nature
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上海のロックダウンやウクライナ情勢で海外から買ったCDが届くのがいつもより時間がかかっている。
今日届いたCassandra JenkinsのAn Overview on Phenomenal Natureも1ヶ月くらい前に何を見て気になったのか忘れてしまった…
名前で検索した覚えはある。最初に出てくる記事のタイトルには「言葉=希望を湛えた、瞑想的で幽玄なアンビエント・フォーク」とあるのでそこが気になったのだろう。発売は去年の2021年。
Cassandra Jenkinsはマルチ奏者でPurple Mountainsというバンドのツアーに出る直前にそこのバンドのリーダーが自殺してしまい、そのことについて歌ったのがこのアルバム。
ドラムや管楽器以外は自分で演奏しているからかシンガーソングライターといっても単なる弾き語りでなく全体を意識した音作りになっている。
テーマがテーマだけに確かに幽玄な雰囲気。でも情緒に流されず凛とした強さも感じる。
ブルックリン出身で在住の38歳。これが2枚目のアルバム。2017年に自身名義のアルバムを出すまでは他のバンドのサポートをしていたそう。
これだけの作品を作れる人がまだまだいるのだからアメリカのエンタメの層は厚い。
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