フィーリンを感じて
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キューバの音楽というとパーカッションとホーンが鳴り響くリズムの強い曲に力強いボーカルがのっているイメージがある。
1940年代後半から1960年代前半にかけてゆったりしたテンポの曲が流行ったことがある。ボレーロをベースにジャズっぽいアレンジをした歌謡曲でフィーリンと呼ばれる。
日本ではエル・スール・レコードがフィーリンを代表するホセ・アントニオ・メンデスのアルバムを再発してから知られるようになり、同じくエル・スールから2012年に出たのがコンピ「フィーリンを感じて」だ。
パーカッションにピアノやストリングス、ホーンが重なって雨の朝にはぴったりな音。歌心を大事にする国民性だから曲のバリエーションも豊富で聴き飽きない。
90年代にブエナビスタソシアルクラブに出演したオマーラ・ポルトゥオンドも一曲取り上げられている。91歳で存命中とのこと!
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