長谷川孝水「日々の泡」
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今日届いたCD。
1983年に発売された長谷川孝水唯一のアルバム「日々の泡」。
注文数が規定に達すると復刻されるオーダーメイドファクトリーからレコードが出るという記事を見かけてHPを見たら、2013年にCDも復刻されているのに気がついた。
AmazonではCDもレコも高値になってるけどSonyMusicShopでは定価で手に入る。
去年Light In The Atticから出たコンピSomewhere Betweenに「子猫と私」が収録されていてリズムマシンとシンセを使った斬新な曲だ、なんて思ってたのだけど本作のクレジットをみたら生演奏みたい。シンセかと思ったのはアコースティックベースかな。
全曲長谷川孝水が作曲してチト河内プロデュースでアレンジにバリエーションもある。
件の記事にはアンビエントポップなんて書かれてたが線が細い系の歌い方で早瀬優香子とか相曽晴日を連想した。
80年代は全世界的に音楽が売れた時代なのでまだまだ隠れた名盤はありそう。
それに菊池桃子がブギファンクとして世界で認識されてるんだから違う角度から再評価されることも増えている。日本語がわからなくてもおすすめの曲が続いていくYouTubeが大きな役割を果たしてるみたいだけど再発専門レーベルLight In The Atticの存在も大きい。Kankyo Ongakuはグラミーを取ったぐらい。長谷川孝水もLight In The Atticのコンピを聞かなければ知らないままだった。
タイトルの「日々の泡」はボリス・ヴィアンの書名から。奇しくも同じ年にマライアが「うたかたの日々」というアルバムを出してるけど同じ本の別タイトル。1979年に「うたかたの日々」で翻訳されてる。90年代に68年の映画がリバイバルされた時も「うたかたの日々」だったからこちらのタイトルの方が有名。


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