Brenda Ray "Walatta"
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前から気になってたブレンダ・レイ「ワラッタ」。
普通に聞くとレゲエなんだけど、これ70年代にジャマイカで録音されたリディムのテープを修復して歌や楽器をつけたいわばテープコラージュ作品。制作には1995年から2005年まで10年かかったとか。狂ってる。
ブレンダ・レイは80年代から活動しているUKのミュージシャン。このアルバムで何を手掛けたかは裏ジャケに書いてある。ミックスまでやっている。「ワラッタ」はエチオピア語で長女のことだとか。長女って1人で没頭できる人が多い気がする。

オケの空気感がジャマイカの音だし編集がスムーズだから普通に演奏してるようにしか聞こえない。
オケとボーカルの感じが期せずしてラヴァーズ・ロックみたいになっている曲もある。
ジャケはオーガスタス・パブロとファラオ・サンダースを意識してるそう。
ブレンダ・レイは80年代初頭にNaffiというレゲエバンドもやっていてそちらの音はニューウェーブなUKレゲエ。荒削りでいい。
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