Deangelo Silva "Hangout"
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ブラジル、ミナスジェライス州出身のジャズ・ピアニスト、ディアンジェロ・シルヴァの2枚目のアルバム。
ミナスジェライスというとミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタなど錚々たるミュージシャンを輩出してるいて共通してるのは不思議な浮遊感。このアルバムの曲もそうだ。詳しく知らないけど現地に伝わる民謡とか音階の影響なのかな。
メンバーが自由に演奏しやすいように曲を作ったそうで各プレイヤーのソロが多く自然と7分くらいの曲が並んでいる。
ギターもベースもエレキ、キーボードも使ってるしフレッヂ・セルヴァはサウンドデザインという表記でシンセなど使っている。
フュージョン的な音作りでボーカルが入っても違和感がなさそう。ジャズファンよりブラジル音楽好き向けかな。
この人、1枚目のアルバムは自主制作のCD-Rで流通していて、この2枚目は日本でだけCD化。発売元はディスク・ユニオンのTHINK RECORDS。
ユニオンは中古レコ屋で一人勝ちみたいに言われたりもするけど、昔から新作を輸入するだけじゃなく盤も作ってるし最近は出版も本格的になってるしで文化を残そうとしてるのが伝わってきていい。
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