山本精一「セルフィー」
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2020年リリース、山本精一5年ぶりの歌ものアルバム「セルフィー」。
疲れてる時に聴く方がしみるな。
普通に歌ってるのに朴訥なサイケデリック感。こういう流れの始まりは60年代のジャックスかな。
山本精一は大阪でライブハウスをやっていてギタリストとしてボアダムスに参加。海外で売れたのは音楽的にこの人の存在が大きかった。
ソロでは想い出波止場名義でやってたんだけど小山田圭吾主宰のレーベル、トラットリアからメジャーデビューもしてる。
あんまり言われてないことだけどPoint以降のコーネリアスの歌い方やギターはこの人の影響が大きいと思っている。
ROVOもこの人のギターありきのバンドだ。
大阪だけじゃなく日本のアンダーグラウンドの屋台骨。このアルバムでもしれっとフィードバックノイズまみれな終わり方の曲もある。
スピッツのトリビュートアルバムにも参加していてそこでの「ロビンソン」がサイケ感マシマシで最高だよ。
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