fc2ブログ

    中古CD・古本・雑貨を販売するセレクトショップの店主ブログ

    fslogo.jpg
    本と音楽のお店 fantastic something(ファンタスティック・サムシング)
    logo_rw_bn_or.jpg
    リサイクルショップ Rockin' Way
    ヤフオク出品リスト→ http://bit.ly/1PSuL0v
    amazon-logo_JP_white.jpg
    アマゾンの評価→ http://amzn.to/1mmCVpB

    遭難者/女っ気なし

    CATEGORYMovie




    映画鑑賞第2夜。
    フランスのギョーム・ブラックの自主制作短編「遭難者」2009年と劇場デビュー作「女っ気なし」20191年。
    蓮實重彦が新書「見るレッスン」で今のフランスの監督でヌーヴェルバーグを継ぐ気鋭と書いていて気になった。
    「遭難者」はパリから来た自転車乗りの自転車がパンクして困ってるところ、地元に住むさえない男、シルヴァンが手助けしようとして起こる出来事を描いている。
    「女っ気なし」はそのシルヴァンが管理するアパートに母娘がヴァカンスに来て生まれる交流を描く。
    ともにデジカメではなく16mmフィルムを使っていて特に「女っ気なし」は映像が洗練されて綺麗。
    ヌーヴェルバーグでいうと会話の少ないエリック・ロメールという感じ。ジャームッシュやカウリスマキの演出にも影響を受けていそう。映像だけで心の動きを表現できる監督だ。
    シルヴァンがアメリカンカルチャー好きなのでシンプソンズやサウスパーク、果てはイージーライダーのポスターや中指立てたジョニー・キャッシュのTシャツなんかが出てくる。
    25分と60分の小品なので90分くらいの作品も見てみたい。
    関連記事

    COMMENTS

    0Comments

    There are no comments yet.