江藤有希 memor
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平塚在住のバイオリニスト、江藤有希のニューアルバムが発売された。
バイオリニストの作品と聞くと身構えてしまうがクラシックでもジャズでもない独特の音世界が広がっている。
タイトルは「心に留めておく」という意味でコロナ禍での生活や曲作りが今までと違ったということだろう。
ライブで江藤有希トリオを名乗ってるギターの笹子重治、チェロの橋本歩との演奏に少数のゲストが参加している。
笹子さんは日本人では早いうちにブラジルで修行したブラジル音楽の第一人者で沢田譲治とのショーロクラブで知られる。変わったところでは沖縄の古謝美佐子のアルバムにも参加していた。
橋本歩さんは僕の周りではリクオさんのライブに参加してるというと通りがいいかな。

アルバム3枚に通して参加してるゲストはパーカッションの岡部洋一とピアノの林正樹。
インストだとだれてしまったりイージーリスニングみたいになりがちだけど、みんな演奏力が高いのは当然、普通とは違う弾き方をしたり音を出したりして単に聞き流せない。
ジャケットのアートワークもシンプルながらよく見ると手が込んでいて、しかも3枚とも違う人が手掛けている。トリオをベースにしながら演奏が変わってきたのを表しているみたいだ。
1枚目のアルバムのMaléはFMヨコハマで使われてるから耳にしたことがあるかも。
https://open.spotify.com/artist/6eAxJjeoZ4bAYgWDi1UPtT?si=1Vc2w0YgTXOjOkckadE70Q
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