セイント・エティエンヌの選曲コンピ
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セイント・エティエンヌという男性2名女性1名の音楽ユニットがいるんだけど男2人の方が昔からDJをやっていてDJでも来日してる。本国イギリスでは2人がセレクトしたコンピが出ているのを最近知った。しかもかなりの枚数。
年末年始の繁忙期、出歩けない時のために買い溜めていたのだけどちょっと聴いたら知らない曲ばかりで気になる曲や人を深掘りしたら泥沼だなと思い結局まだちゃんと聞いていない。

でセイント・エティエンヌもデビュー30周年だなと気づいて久し振りに1枚目のアルバムFox Base Alphaを出してきた。
当時雑誌でレビューを見てユニオンですぐ輸入盤の中古を見つけて買った覚えがある。
その頃のユニオンはジャズとロック(それもハードロックやヘビメタ)が主力でダンス系やワールドミュージック目当ての人も少なかったし値付けも安かったから出たばかりのものも中古で手に入った。
シングルOnly Love Can Break Your Heartはニール・ヤングのカバー。でも僕はセイント・エティエンヌの方を先に聞いていい曲だななんて思ってた。
この曲が1番のヒット曲なんだけどメンバーの女の子とは違う旧ボーカリストが歌っている。
しかもジャケに写っているのはまた別の女の子というややこしいことになっている。ボーカリストが正式に決まったのがアルバム発売直前でバタバタしてたんじゃないかな。

3枚目の写真がボーカリスト、サラ・クラックネル。役者を目指しててたまたま声をかけられたから歌っているだけでやる気がないなんてインタビューで語っていて最高だと思った。
初参加曲Nothing Can Stop Usが昔からアルバムの中で1番好きな曲なんだけど後日これもダスティ・スプリングフィールドを丸使いしてると知った。
Wilsonという曲が入ってて、これはウィルソン・ピケットのアルバムを聴いてて、あ、あの曲だと気づいた。だから曲名Wioson。ちなみにHey Judeのカバー。
ポップス系の歌ものにハウスを取り入れたのもサンプリングを活用してるのも1991年としては早い。1990年のDeee-Liteとセイント・エティエンヌの影響でピチカート・ファイヴがハウスを取り入れたと何かで読んだことがある。
コンピだけじゃなくて本体のセイント・エティエンヌも同じメンバーで30年活動中、アルバムも出している。なかなか珍しいユニットだ。
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