若林正恭「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 」
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単行本が面白いという評判は知ってたんだけどスルーしてたオードリー若林正恭の「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 」。
文庫本が出るタイミングで以下のインタビューを読んだら芸人らしくないことを話していた。
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オードリー若林「生きづらさ」の答え。あるべき論から自由になる https://fika.cinra.net/article/202010-wakabayashimasayasu @CINRANETより
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本を読んでみると競争と同調圧力にまみれた世界で居心地の悪さを感じていて、新自由主義に染まっていないキューバがどんなものか見に行ってみようという内容だった!
芸能界で成功した自分と素の自分の2つの視点があるのも父親の死が絡んでるのも単なる自分探しと違う旅行記にしている。
文庫にはモンゴルとアイスランドの章が追加されている。
それとクリーピーナッツのDJ松永による解説も必読。
そういえば引きこもりのハガキ職人ツチヤタカユキを構成作家に呼び込んだのもオードリー若林だった。
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