僕らのミライへ逆回転
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感想書くのが遅くなりましたが…
「僕らのミライへ逆回転」は、いい作品です!
ラッパーのモスデフが、店長不在のビデオ店を任されます。そこにジャックブラック(白人)が磁性を帯びて店に来たものだから、テープの中身が全部消えてしまいます。
そこで、どうせなら自分達で演じて映画を撮り直すことになります。
撮り直した映画は「ゴーストバスターズ」に「ロボコップ」。DVDなどのパンフレットに使われている写真にこの二作品の衣装が使われています。
今時DVDでなくてビデオを借りに来るのは、時代に取り残された人達や貧困層。手づくりの映画はこの地元の人達に大いに受けます。
で、連日撮影の日々が続きます。 モスデフが「ドライビングミスデイジー」を撮りたくない、なんてシーンもあります(黒人を差別的に描いているのにアカデミー賞に選ばれたから黒人に嫌われている作品だから)。
そんな日々も長くは続きません。お店の界隈の再開発問題があり、著作権法違反で映画会社が訴えに来ます。
後はぜひ見てくださいね。
監督のミッシェルゴンドリーは画面のつながりがものすごく凝ったミュージックビデオで出てきた人です。でも、CGもすごいけど、LEGOを少しずつ動かして撮ったホワイトストライプのクリップで世間に注目された人です。手作りのよさをわかっている人だから伝えられるテーマですね。
前作「エターナルサンシャイン」のテーマが記憶の消去だったから、何かがなくなったときのことを考えるのが好きなのかな?
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