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    早川義夫「女ともだち」

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    60年代にデビューしたロックバンド、ジャックスの早川義夫が1993年に歌手に復帰した時は驚いた。
    順調に活動していて、このままずっと歌い続けるのかと思っていたら2018年に突然理由も告げずに活動を休止したのも驚いた。
    1年ほどしてわかったのは奥さんの病気が判明してそばにいたかったということ。
    そして訃報を伝えてまた沈黙していたのだけど、9月20日に新刊「女ともだち」が刊行された。
    ページ数が少ないのですぐ読み終わるかと思ったらそうはいかなかった。
    亡き妻を偲ぶ本の冒頭が、妻と一緒に経営している書店で客をナンパする話しから始まるのだから。
    今回はより素直に自分の気持ちが書かれていると思った。今までの本も充分大胆なことが書かれていたけどどこかで奥さんに遠慮していたのかもしれない。
    でもこの一部が書けなければ二部を書き出すことはできなかったのだろう。
    早川義夫の歌は思っていた以上にプライベートな経験から絞り出されたものだともわかった。
    歌と同じで文章も飾らない言葉の連なりだけど気持ちが伝わってくる。
    以前、次女が国語の教師をしているから歌詞を書かせてみて「この20行を1行で表してくれないか」と言ったらそれっきり書いてくれなかったというエピソードがある。これが早川義夫の創作の根っこだろう。
    感動なんて言葉は軽々しく使いたくないけど読んでみると他の本では経験できない感情が湧いてくる。

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