Angel Headed Hipster - The Songs of Mark Bolan & T.Rex
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今年4月にコロナによる合併症で亡くなったハル・ウィルナー最後の仕事はマーク・ボランのトリビュート・アルバム。
なんで今Tレックス?と思い聞いてみたら、どうもマーク・ボランの作曲家としての面を引き出す意図があったのか、ほとんどの曲が原曲よりテンポを落としてUKトラッドやアメリカーナ的なアレンジになっていた。
20th Century BoyとTelegram Samが入っていない時点で怪しいと感じてたんだけど、ブギの猥雑さや狭雑さは薄い。
ブギっぽいのはジョーン・ジェット、キング・カーン(カナダのジャック・ブラック的な人みたい)、ニューヨーク・ドールズのデビッド・ヨハンセン(声が人のいいオッサンみたいになっていた)。
そしてU2フィーチャリング・エルトン・ジョン。いつの間に録っていたんだろう。ライナーノートに2020年1月とあるから曲は去年までに揃ってたんだろうな。
ブギやロックじゃないけどもちろん内容はいい。ニック・ケイブ、ルシンダ・ウィリアムス、ベス・オートンとか。
「ロックバルーンは99」のネーナが入ってるのは驚き。Metal Guruにピコピコシンセのイントロを付け加えている。
ショーン・レノンとジュリアン・レノンの名前が並んでるのも感慨深い。
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