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猫を棄てる 父親について語るとき



去年の夏に文藝春秋に掲載された村上春樹のエッセイ「猫を棄てる 父親について語るとき」が単行本化された。
村上春樹のエッセイは小説の合間に息抜きで書いたもので、本人によれば発表してないストックもあるとのことだけど、気軽に読めるものが多い。
父親について書くとなるとシリアスにならざるを得ないし、過去について書くと言うことは小説にも似るので他のエッセイとは一緒にできず単体での発売となったらしい。
台湾のイラストレーター高妍によるイラストがつき、タイトルは金の箔押し、帯までも良い紙を使っている。売れると分かっている作家だからできる売り方だ。
「猫を棄てる」というと猫好きで知られる村上春樹だからどういうことと思うし、その結末もその話につなげるのかというところも意外だし、やはり普通の書き手ではない。
父親が毎朝お経を唱えていた記憶が語られているが、父親が寺の息子で大戦に2度従軍したこと、招集解除になってからその部隊がレイテ島に送られたことなどと合わせると戦争は起こしてはいけないというニュアンスも感じる。
村上春樹の他の小説やエッセイとは一風違うので好きな人向けかな。
多崎つくるの後の作品も買ったままなので読まないと。
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