越境する音楽家たちの対話
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先月本屋で見かけて手に取った一冊、『越境する音楽家たちの対話;ワールドミュージックとは何だったのか?』。
世界各国の文化に根ざした音楽を学び、今の日本で演奏する音楽家たちの対談集。
対談というよりは自分がどんな音楽を学んで今何をやってるかの報告という感じだった。
日本各地でライブを続けてる人たちだけど意外とメディアには取り上げられないので本人たちの発言がまとめられている本は貴重。
藤沢のカフェ・パンセで聞いたことのあるミュージシャンも多い。
僕が読んできたロックやパンク、ポップスのミュージシャンの自伝との1番の違いはワールドミュージック関係の人はほぼ全員小さい頃からピアノかバイオリンを習っているということ。
ロックからワールドミュージックの領域に入ってきた人と音楽教育を受けてきた人の対比も面白い。
ただ対談を文字にしただけなのか無駄な重複があったり、話が細切れになっていて読み辛く、読み終わるまで時間がかかった。
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