本秀康「あげものブルース」
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レコスケくんで有名な漫画家・イラストレーターの本秀康がほぼ書き下ろしの最新作「あげものブルース」を出した。
本人が最高傑作と言ってるのとあげものがどう繋がるかわからなかったのだけど、もともと突飛な発想の話しが多い人なので読んでみたら父親との別れがテーマの一つになっていてこんな人間味のある話しなのかと驚いた。
あとがきにはビートルズのホワイトアルバム発売50周年を機にインドのリシケシュまで行ってホワイトアルバムを繰り返し聴いてマンガにできないか考えたとあるくらいなのでやっぱりビートルズ愛が強くて変わった発想をする人だなと思う。
前知識なく読んでる時はA Day In The Lifeをイメージして書いてるのかなと感じた。
オチはまた別の意味で人間味がある。
本の値段がどんどん上がってるのに1000円という良心的な定価だ。出版社は亜紀書房。
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本秀康の本はほとんど持っていて、1番レアなのは豆本の「たのしい人生Rarities」かな。

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