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    Mandreとファンクと宇宙

    CATEGORYMusic

    ベーシストのサンダーキャットが雑誌ブルータスで紹介してたMandre。
    モータウンから3枚アルバムを出した後、自主レーベルから1982年に出した4枚目のアルバム。
    ブギファンクの流れで2010年に再発された。デオダートみたいなボサノヴァのリズムも取り入れてフュージョン感もあり、いかにもサンダーキャットが好きそうな感じだ。

    https://youtu.be/8jwZ9X8-1AU


    https://youtu.be/nnJZ99aFrGA




    写真の通り初期は手作りの仮面を被ってたそうだ。
    モータウンに所属してからはもうちょっと手の込んだやつに変わってる

    70~80年代ファンクのミュージシャン、特に黒人は宇宙が好きだったり宇宙に対する憧れが強かったりすることが多い。
    これは昔から気になってて、大きな理由は3つあるんじゃないかと思う。
    彼らが幼かった頃、50年代~60年代はSF映画が多かったから単純に好きだということ。
    それと、戦後豊かになって情報があふれて、白人と同じ生活をしていても差別されることに不満を募らせ、差別のない世界を夢想していると、未知で広大に広がる宇宙への憧れが強くなったんじゃないかということ。
    この考えが深まるとポジティブに反転して、自分は宇宙から来て地球人とは違うんだ、という発想になるんじゃないか。土星から来たサン・ラや宇宙から来たパーラメントみたいに。
    アフリカから来た自分たちが差別されてきたということを昇華している。

    Mandreが活動していたのと同じ頃、1974年から1984年に黒人が宅録した曲を集めた"Personal Space"というコンピも出ている。
    Spaceに居場所と宇宙の2つの意味をかけているんだろう。
    Electric Soulという副題の通り、リズムボックスやシンセサイザーを使ったソウルやブルースが収録されている。
    虚空に向かって小声で歌われる魂の響き。
    リズムボックスの響きがまたもの悲しくてやりきれない。
    Prefuse 73やPush Button Objectsをリリースしていたレーベル、Chocolate Industriesからの発売。
    プレス数が少なかったのか、今じゃ高値が付いている。



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