会社ごっこ
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泉美木蘭の単行本『会社ごっこ』が明後日6月11日に発売されます。
松尾スズキがスーパーバイザーを務める『hon-nin』という雑誌に連載されていた小説です。
イベント会社に誘われるまま、何故か自分で会社を作ることになった女の子が主人公で、実話です。『hon-nin』は事実が面白いというスタンスで、基本的に自分の経験を文章にして語る雑誌なのですが、その中でもノンフィクション度は一番なのではないでしょうか。
周りの期待に応えようとして引っ込みがつかなくなり、借金が増えていくばかり。そんなエピソードの細かいところがリアルで、面白いですよ。
ただ、私の勤めている会社もベンチャーなので、正直笑えないところもあるのですが。雑誌の編集をしたら全然売れず、それがコンビニでただで配られていたとか(知らないうちに発行元が潰れていた)。
連載は会社がどうしても立ち行かなくなったところで終わります。
その後、700万近い借金を(SM嬢になって)返していく過程をブログに書いていたら、アクセスが100万を越えて注目され、ブログが『オンナ部』というタイトルで書籍化されたそうです。で、松尾スズキに声をかけられ改めて発端となった時代を小説にしたのが『会社ごっこ』。
読みやすいし、読んだ時間に見合う以上に面白いので、見かけたらぜひ買ってみてください。
松尾スズキがスーパーバイザーを務める『hon-nin』という雑誌に連載されていた小説です。
イベント会社に誘われるまま、何故か自分で会社を作ることになった女の子が主人公で、実話です。『hon-nin』は事実が面白いというスタンスで、基本的に自分の経験を文章にして語る雑誌なのですが、その中でもノンフィクション度は一番なのではないでしょうか。
周りの期待に応えようとして引っ込みがつかなくなり、借金が増えていくばかり。そんなエピソードの細かいところがリアルで、面白いですよ。
ただ、私の勤めている会社もベンチャーなので、正直笑えないところもあるのですが。雑誌の編集をしたら全然売れず、それがコンビニでただで配られていたとか(知らないうちに発行元が潰れていた)。
連載は会社がどうしても立ち行かなくなったところで終わります。
その後、700万近い借金を(SM嬢になって)返していく過程をブログに書いていたら、アクセスが100万を越えて注目され、ブログが『オンナ部』というタイトルで書籍化されたそうです。で、松尾スズキに声をかけられ改めて発端となった時代を小説にしたのが『会社ごっこ』。
読みやすいし、読んだ時間に見合う以上に面白いので、見かけたらぜひ買ってみてください。
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