世界グルメツアー
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面白い本発見!
『サウンドバイツ~フランツフェルディナンドの世界グルメツアー』
フランツフェルディナンドというバンドのボーカル、アレックスが世界中をツアーする中で出会った食べ物に関するエッセイです。
フランツフェルディナンドは「女の子が踊れるバンド」をテーマに結成されて2000年以降にブレイクしたバンドだけど、メンバーがけっこう遅咲きで、新人だけど30代以上でした。レストランとかで働いていた、というのも何かで読んだことがありました。アルバムは二枚しか出ていませんが、日本では武道館でライブもやっています。三年位前にソニーのウォーク万のCMで流れまくっていたというとわかるかも知れません(堂本光一がシルバーの服着たやつです)。
スコットランドのバンドですが、アレックスの父方のギリシャ系で、小さい頃から幅広い料理に触れていたようです。
レストランで働く、というのもちゃんと厨房に入って料理人見習まではなっていたようです。
料理のこと、食べ物にまつわる思い出、ツアーのエピソードと内容はバラエティーに富んでいます。
ガーディアンに連載されるレベルは保てていて、正直すごいなと思います。
菊地成孔の本みたいなイメージを与えてしまうかもしれませんが、そんなには食べ物の知識はないし、ちゃんとした料理よりも「変わった食事」に重きが置かれているので、読みやすいと言えます。
日本では白水社から出ているのも合っています(リットーミュージックとかじゃなくてね)。
書店の「海外ノンフィクション」コーナーで見つけたのですが、「音楽」か「エッセイ」のところに置いた方が売れそうです。
ただ、翻訳がそんなに良くないんですよ。「~の~の~が~の~の~に~した」みたいな文章が頻発しますから。助詞、接続詞こそが文章の要でしょう。
『サウンドバイツ~フランツフェルディナンドの世界グルメツアー』
フランツフェルディナンドというバンドのボーカル、アレックスが世界中をツアーする中で出会った食べ物に関するエッセイです。
フランツフェルディナンドは「女の子が踊れるバンド」をテーマに結成されて2000年以降にブレイクしたバンドだけど、メンバーがけっこう遅咲きで、新人だけど30代以上でした。レストランとかで働いていた、というのも何かで読んだことがありました。アルバムは二枚しか出ていませんが、日本では武道館でライブもやっています。三年位前にソニーのウォーク万のCMで流れまくっていたというとわかるかも知れません(堂本光一がシルバーの服着たやつです)。
スコットランドのバンドですが、アレックスの父方のギリシャ系で、小さい頃から幅広い料理に触れていたようです。
レストランで働く、というのもちゃんと厨房に入って料理人見習まではなっていたようです。
料理のこと、食べ物にまつわる思い出、ツアーのエピソードと内容はバラエティーに富んでいます。
ガーディアンに連載されるレベルは保てていて、正直すごいなと思います。
菊地成孔の本みたいなイメージを与えてしまうかもしれませんが、そんなには食べ物の知識はないし、ちゃんとした料理よりも「変わった食事」に重きが置かれているので、読みやすいと言えます。
日本では白水社から出ているのも合っています(リットーミュージックとかじゃなくてね)。
書店の「海外ノンフィクション」コーナーで見つけたのですが、「音楽」か「エッセイ」のところに置いた方が売れそうです。
ただ、翻訳がそんなに良くないんですよ。「~の~の~が~の~の~に~した」みたいな文章が頻発しますから。助詞、接続詞こそが文章の要でしょう。
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