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    村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

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    村上春樹の3年振りの新作、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が2013年4月12日金曜日に刊行された。
    発売日が4月12日と決められていて、深夜0時にイベントを開催するなんて聞いていた。
    そこで、フライングして11日に店頭に出す店があるんじゃないかと思っていたのだが、そこら辺もちゃんとしてて、通常の書店には当日朝6時に配本されたようだ。


    村上さんが3年ぶり長編小説を販売 ハルキストらが行列:社会:スポーツ報知
    http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130412-OHT1T00048.htm

    村上春樹氏新刊フィーバー!文中登場曲CDが完売(スポーツ報知) - Y!ニュース
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000023-sph-soci

    まるでドラクエとか人気ゲームが発売された時の騒ぎのようだ。
    とか思いつつ読み始めたが、読みやすい文章なのに少し読んではやめてを繰り返し、なかなか読み終わらなかった。

    そしてなんとなく気付いたのは、内容もドラクエのようなロールプレイングゲームのようだということだった。

    これは海辺のカフカあたりから顕著になってきたのだけど、エピソードが1つ1つのミッションをこなす、という感じになってきた。
    前作1Q84の3巻に至っては、1,2巻の謎解きのようだった。まあこれは主人公を追う視点が加わったせいもあるが。
    今回の作品は、これは直接読んでもらった方がいいだろう。

    村上春樹は基本的に書き下ろしの作品だけを発表することにしていて、発売まで出版社でも限られた人しか実際の内容を知らないらしいけど、これが完全に裏目に出ている。
    ちょっと考えればわかってしまうような偶然すぎる出来事や破たんが見受けられる。
    そして、他者の目が入っていないからか、村上春樹と世間の認識のずれに広がりが出てきた。

    1Q84と今作で、正直見限ってしまうかもしれない。
    まあ、最後に次の作品は読んでみようか。


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