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fantastic something -ファンタスティックサムシング-

古本・中古CD・レコードを販売するお店の店主ブログ

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本と音楽のお店 fantastic something(ファンタスティック・サムシング)

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時間は存在しない


刺激的なタイトルで読んだら中身も痺れた。
量子重力の研究をしてる物理学者が一般向けに書いた本。
時間というのは不思議で過去はわかるけど未来が遡ってきたりはしない。感覚的に伸びたり縮んだりする。物理的には飛行機など速い乗り物に乗るとゆっくり進み、山の上など重力が弱いと早く進む。
宇宙に目を向けると例えば今目に見える火星は光の速さで15分前の姿で、そこまで距離が広がると「いま」という意味が揺らぐ。(その点では地球は「いま」という概念が通じる大きさにたまたま収まっている)
量子論を突き詰めると世界の成り立ちを表す数式に時間の変数が必要ないと1960年代には分かっていたらしい。
時間の変数が必要ないから「存在しない」という表現になる。
ただこの世に生きてる身としては時間の流れを意識せざるを得ず、割り切れない。
物理学的にはいろんな「いま」が関係しあっている結果として時間があるという認識らしい。時間が等しく流れるのではなく、それぞれの時間が存在している。
今の量子重力理論も100年前にアインシュタインが予言していたことから発展していることを考えると、先見の明があっても人1人の人生では追求しきれずに結果が後世に持ち越されている。アインシュタインでも紀元前のギリシャ人でも才能のある人の寿命がもっと長ければ人類の知識ももっと進んでいたかもと感じた。原著名は「時間の順序」で時間はあるんじゃなくてあると思うから時間があるという意味だと思う。

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越境する音楽家たちの対話



先月本屋で見かけて手に取った一冊、『越境する音楽家たちの対話;ワールドミュージックとは何だったのか?』。
世界各国の文化に根ざした音楽を学び、今の日本で演奏する音楽家たちの対談集。
対談というよりは自分がどんな音楽を学んで今何をやってるかの報告という感じだった。
日本各地でライブを続けてる人たちだけど意外とメディアには取り上げられないので本人たちの発言がまとめられている本は貴重。
藤沢のカフェ・パンセで聞いたことのあるミュージシャンも多い。
僕が読んできたロックやパンク、ポップスのミュージシャンの自伝との1番の違いはワールドミュージック関係の人はほぼ全員小さい頃からピアノかバイオリンを習っているということ。
ロックからワールドミュージックの領域に入ってきた人と音楽教育を受けてきた人の対比も面白い。
ただ対談を文字にしただけなのか無駄な重複があったり、話が細切れになっていて読み辛く、読み終わるまで時間がかかった。

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トマス・ハリス「カリ・モーラ」



サイコパスの代名詞、レクター博士を生んだ「羊たちの沈黙」の作者、トマス・ハリスの新作がいきなり文庫で出た!
読者層からすると文庫の方が売れると考えたのかな。

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パリのガイドブックで東京の町を闊歩する



「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」というタイトルの違和感に興味を引かれた。
著者は「『百年の孤独』を代わりに読む」という本(買ったけど未読)を自費出版し、その後1人出版社を立ち上げて最初のリリースがこの本。
パリのガイドブックで東京の町を闊歩するとはどういうことか。だいたい副題でネタバレしてる通り一巻目ではまだ歩き出していない。そういう意味のないこと、一見無駄なことに考えを巡らせている一冊。
保坂和志や宮沢章夫が好きな人にオススメ。
普通の本屋では扱ってないから大船の個人書店、ポルベニールブックストアで購入。
でも調べたらアマゾンにも出品してあった。

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伊藤桂司 中原昌也 二人展



デヴィッド・リンチ展の後は田端のWISH LESS galleryで伊藤桂司と中原昌也の2人展へ。
コラージュとペイント。
昨日ライブペインティングした作品が飾られていた。
住宅街に突然現れるギャラリー。CDJも2台ありトーキングヘッズのRemain in Lightが流れてた。




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