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    fantastic something -ファンタスティックサムシング- 

    中古CD・古本・雑貨を販売するセレクトショップの店主ブログ

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    本と音楽のお店 fantastic something(ファンタスティック・サムシング)
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    Introducing… Aaron Frazer

    CATEGORYMusic


    この前新宿で見つけたブラック・キーズのダン・オーバックによる最新プロデュース作、アーロン・フレイザー。
    今回は甘茶ソウル!
    というか、アルバム通してファルセットで歌っている。これは好みが分かれるな。
    この人本職はDurand Jones & The Indicationsというバンドのドラマーとのこと。



    タワレコにそのアルバムもあって聴いたらボーカルの説得力は違うね。
    このアルバムで一曲アーロン・フレイザーがファルセットで歌っていて、この路線でアルバム1枚作ってみようとなったんじゃないかな。
    ダン・オーバックがプロデュースした作品をリリースするレーベル、Easy Eye Soundから発売。プロデュースしてくれて世界デビューできるチャンスだから日本のミュージシャンも声かけてみたらいいのにと思う。

    無印BGMサブスク解禁

    CATEGORYMusic


    最近本を読む時はSpotifyで無印のBGMを流してる。
    無印のBGMは2000年頃から現地で新録してきたもの。CDも売ってるけどいろいろ欲しくなるので手を出さなかったからサブスク解禁はありがたい。
    タンゴのブエノスアイレスや歌ものもあるリオデジャネイロがおすすめ。

    無印良品、店内BGMのサブスク解禁 ネットで好評 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2105/20/news116.html#utm_term=share_sp

    植本一子「個人的な三ヶ月 にぎやかな季節」

    CATEGORYBook


    写真家植本一子による「個人的な三ヶ月 にぎやかな季節」読了。
    ラッパーECDの妻で昨年の秋に積読だった著書を全部読んだ。
    昨年に続いて自費出版で日記を刊行。
    フリーの写真家として娘2人の母親としての日々が綴られている。
    3年前にECDと死別してるので新しいパートナーとの関係について素直な気持ちが書いてある。
    性別や年齢、社会的地位などの差が原因で悩んだり迷ったりしていると感じた。フェミニズムとまでいかないけど日常で違和感を感じる人には共感できるところが多そう。
    装丁が変わっていて本体を短い帯がカバーしたようになっている。読む時取り扱いに気をつけた。



    今回広島のREADAN DEATから買ったんだけど広島辺りで流通してるフリーペーパーが同封してあった。
    https://ecdstore.thebase.in

    さかな家の田舎定食

    CATEGORYFoodie




    マチュアで髪を切った後、早めの昼食はホテル法華クラブ地下にある飲食街エスタのさかな家。
    鯖の文化干し、唐揚げ、海鮮サラダの田舎定食にした。
    これで900円は安過ぎない?
    平日はサラリーマンとかも多そうだけど土日は値段設定変えた方がいいんじゃないかと思ってしまった。
    お店の前には実物の見本も飾ってある。しかも日替わりランチ3種とも。
    エスタは1人で地方に出張行ってた頃、こういう飲食店街よくあったななんて思い出す。

    ジーン・シモンズ「才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか?」

    CATEGORYBook


    数年前、KISSのジーン・シモンズが若くして亡くなったミュージシャンについての本を出したというニュースを見かけたのだけど最近翻訳が出版された。その名も「才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか?」
    1969年から71年にかけてストーンズのブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリン、ドアーズのジム・モリソンが相次いで亡くなり、全員27歳だったことから注目された。
    時を経て1994年にニルヴァーナのカート・コバーンも27歳で自殺すると、早世の伝説が強化されてアメリカでは27 Clubなんていわれるようになった。
    じゃあ何故ジーン・シモンズがこの本を書いたかというと、ドラッグをやることどころか鬱になるのも自分が弱いからという考えで精神的に儚い人たちへ酷い振る舞いをしてきたことを反省し、その人たちの足取りを見ていこうとしたからだそう。
    ロバート・ジョンソンから始まりそれぞれの人生がまとめられている。
    ジーン・シモンズの想像や意見、共通性への考察などは書かれていない。
    だけど近年のカート・コバーンやエイミー・ワインハウスに対しての書き方を見てると違和感がある。
    思うに2人とも急に売れたことで以前の自分と変わったり、自分に嘘をつくのが嫌でドラッグに逃げていたように感じられる。カートなんか最後の来日公演とレディングではパジャマでステージに上がっている。家の自分そのままということ。
    ジーン・シモンズは「売れたことに対するプレッシャー」の一言で済ませている。この認識の断絶は深い。
    調べてみたらジーン・シモンズはイスラエル出身のユダヤ人で母親は子供の頃ナチスの収容所にも入っていたとか。アメリカに渡った頃は貧乏で苦労したため成功への意欲が強かったらしい。売れて悩む理由がわからないのだろう。
    そもそもジーン・シモンズという名前も日本では知られてないけど昔のロックンローラーから名付けている。KISSは悪魔のメイクをしているし、ジーン・シモンズもいわばキャラ作りをして本当の自分とは別の存在としてエンタメの世界で演じている。その辺りの胸中が書かれていたら良かったのにと思った。
    あとミュージシャンの中に1人だけバスキアが取り上げられてるのは謎。Studio 54の常連でウォーホールと親しかったのを言いたかったのかな。
    星海社の新書で出たのだけど解説がないからわかりにくいかも。ただ一人称が「私」でよかった。ミュージシャンの本はなぜから「オレ」になるケースが多いから。訳文が固すぎると思う人もいそうだけど多分原文がロジカルで固いからだと思う。
    ちなみにタイトルは原書の「27クラブの伝説と神話」の方が合っている。というか日本のタイトルをイメージして読むと期待を裏切られるかも。
    ドラッグを忌み嫌うのにジーン・シモンズはカナダのカナビス関連会社の役員をやっている。これも大麻への認識が変わったからだそう。
    それと、この前電車に乗ってる時にこの本を読んでいてジミヘンの章で中神楽坂について街を歩いてたら、たまたまジミヘンのグラフィティーを見かけた。

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    ちなみに別の著者による「27クラブ」という本も出たばかり。
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